こんにちは。今日は社会について。
社会はここ6~7年で「4つの記号全てに選択肢を割り振る」など、「完全解答」を求める問題が増えたせいで、難易度が上がり、平均点が下がっている教科です。
社会攻略のポイントは
世界地理・日本地理…【国・都道府県の特徴を整理する】(自然環境、産業、宗教、言語など)
歴史…【時代の順番を整理し、歴史的用語が属するのがどの時代なのかを覚える】
公民…【憲法・政治・経済の基本的な用語としくみを整理する】
定期テストと異なり、教科書の隅々まで用語を覚える必要はありません。
ざっくり←ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー→しっかり
地理 歴史 公民
このくらいで。
さて、今年の問題。地理は例年通りでしょうか。歴史の並べかえは例年より易しい。
公民は少し迷わせる問題がありました。
大問5 問3 衆議院の優越について
予算案が衆議院で可決→参議院で否決→両院協議会で意見一致せず→衆議院の議決が国会の議決
これと同じ過程をたどる事項はどれか。
ア 憲法改正の発議 イ 法律案の議決 ウ 内閣不信任の決議 エ 条約の承認
衆議院の優越、と言ってもその内容は色々あります。まず、
【ア 憲法改正の発議】これは両院とも賛成で通過が必須なので優越はありません。
他はすべて衆議院の優越があります。
【イ 法律案の議決】これは衆議員可決、参議院否決の後、両院協議会は開かれません。再び衆議院に戻り、今度は出席議員の2/3以上の多数決で再可決となります。ハードルが高くなる分、参議院の影響力が強くなります。
【ウ 内閣不信任の決議】これは参議院にはありません。代わりに参議院には問責決議があり、内閣総理大臣や国務大臣など個人の責任を問うことができますが、法的拘束力はありません。ありませんが、過去には福田康夫内閣が総辞職したり、麻生太郎内閣が衆議院の解散に踏み切った事例もあります。
【エ 条約の承認】これが正解。なお、参議院が否決でなく、議案を受け取った後30日居ないに議決をしない場合も衆議院の議決が採用となり、この点も予算の議決と同様です。
公民は地理や歴史と比べると範囲が狭いので、このようにやや細かい知識を求める問題が出題されるケースがあります。
目標得点によっては、公民分野は教科書の欄外など隅々までチェックする必要がありますね。
