こんにちは。前回に引き続き、国語を鍛える。今回は記述問題が苦手な方へ【説明的文章】【文学的文章】【作文】に分けて課題と対策の一部をご紹介します。長くなりそうなので、それぞれ回を分けさせてもらいます!
【説明的文章】
ちなみにですが、「〇〇字で書きぬきなさい」の問題は記述力を必要としないので、前回の読解編の課題が克服できていれば簡単に解答できるはずです。ただし、「何を問われているか」を見失って初めから字数ばかりに気を取られる生徒は沼に嵌ってしまいます。必ず内容面から絞り込む→字数を調整する、の流れで解答しましょう。
ここでは、「文章中の言葉を使って〇〇字以内で書きなさい」という形式のよくあるタイプの問題について。説明文での記述問題の大抵は情報処理能力と文の組み立て能力がカギになります。情報処理能力は抜き出し問題と同様です。あとは文の組み立てですが、いくつかのポイントがあります。
①主述が対応しているか
②受け身や体言止めの形に書き換えられるか
③不要な言葉を削ぎ落とせるか
この中で②が出来ない生徒をよく見かけます。短文で良いので指定された語句に繋がる形で答えるトレーニングをしましょう。小学校中学年程度のうちに身に付けてほしいですが、それ以上でも不安があれば早急に克服しましょうね!