こんにちは。今日は理科について書きますが、難問といった難問は無さそうなので、全体の講評を書きます。
大問1・2 小問集合
4分野それぞれからバランス良く知識問題が出題。基本的には2つの事項の組み合わせで4択が作られている。小問とはいえ近年は1問1問の情報量が増加しているため、各分野の基礎知識に加え、必要な情報を抜き出し、選択肢同士を比較して読み取る力も必要。
大問3 地学分野(気象)
湿度、天気図、低気圧・高気圧などの基礎知識を問う問題ばかりで平易。48時間の気象データのグラフは、寒冷前線が通過したときに気温が低下し、風向が北に変わることに注意。
大問4 生物分野(人体)
定期試験等でも頻出の唾液の消化酵素についての対照実験や、心臓のつくりと働きなどが出題され、やはり平易。知識分野は確実に得点できるように準備したい。
大問5 化学分野(イオンの性質)
ここも頻出のダニエル電池のしくみが出題。単元自体は苦手な生徒も多いが、知識を問う問題が多かったため、比較的解きやすい。イオン数の変化も頻出だがやや難。
大問6 物理分野(物体に働く力・浮力)
中1で学習するばねと中3で学習する仕事の大きさや浮力の縦断問題。ほぼ計算問題なので苦手な生徒には解きにくかったと思われる。やや難。おもりの重さとばねののびが比例するフックの法則と、物体に加えた力の大きさ×力の向きに移動した距離=仕事を切り離して考える必要がある。浮力の出題は珍しく、戸惑ったかもしれないが、重力の大きさ-水中で物体を支える力=浮力であり、水中にある体積が大きいほど受ける浮力が大きくなることを押さえておく。
理科の大問3~6は分野内での出題単元がローテーションになっており、また中1~3年で学習した単元の偏りが無いように出題されるため、おおよその出題予測はできていました。
ただし、大問で出題されなくても小問での出題されることが大半なので、苦手な単元でも、最低限問われたら答えられる基礎知識は整理しておく必要があります。
