新規のお問い合わせや在塾生のご父母の方から、「国語ができない…」というお悩みをよく聞きます。
問題のタイプを【読解編】【記述編】の2つに分け、国語が苦手な生徒(特に小中学生)への改善策をご紹介します。今回は【読解編】です。
①本文を読んでいない
特に小学生で圧倒的に多いのはこの段階です。答えをすぐに見つけられる時代に生まれた弊害と言えますが、パッと目につくものばかりを答えようとして、じっくり情報を整理することができません。集中力不足の問題も大きいです。まずは制限時間を気にせず、音読から始めることをお薦めします。無意識に音読はできません。音読ができれば、少なくとも何が書かれているかは理解できるはずです。
②言葉の意味が分からない
文章は読めたけれど、何を言っているのか分からない。難しい言葉や言い回しが出てきてイメージに結び付けられないことがあります。これを解決するには語彙力の強化です。国語の読解問題に限らず、分からない言葉や表現はすぐに聞く、できれば自分で調べてほしいものです。その言葉の意味が分かるようになったら、自分でも真似して使ってみましょう。
③根拠が見つけられない
ここでようやく読解力のテクニック的な要素が入ってきます。どんな国語の教材でもそうであるように、手がかりの第一歩は「指示語・接続語」です。これは小中学生の体験授業でもよく扱うテーマになります。ご興味をお持ちになった方は一度体験授業にいらしてください。
あくまで基礎的な課題と対処についてご紹介しました。これらはクリアした上でさらなる悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。生徒個々人によって課題も異なると思います。 そのような方もぜひご相談ください。