こんにちは。近隣の公立中学校は期末テストに向け、テスト範囲も発表されましたね。
当塾では晴海中、銀座中、佃中の生徒さんにお通い頂いていますが、各学校のテスト範囲表、あるいはテスト問題を比較してみると、学校によって傾向は様々です。難易度もそれぞれですが、教科担当の先生方の拘りが見られるテストも多いです。
例えば、今年度の晴海中3年生の数学のテストは、対話形式で数式や定理の証明など、問題を解説していく穴埋め問題が出題されています。普段の学習で計算問題や単問ばかりを解いているのではなかなか対応しづらいようです。文章を含め情報量が多くなるので、読解力や情報を整理する力が求められます。学校・塾を含めてこのような形式に対応する教材は少ないですが、出題形式の変更に伴って、我々塾で行う対策の仕方も変更していく必要がありますね。
昨年までは【知識】【技能】【思考】の3分野でだいたい1/3ずつの配点になっていましたが、今年度は【知識・技能】【思考】の2つに分かれ、5.5:4.5くらいの配分になっていることからも、【思考】を求める問題が増加しており、このことが根底にあるようですね。他学年や他の中学校でもこのような傾向になっていくと思われます。