こんにちは。受験が近付き、一層自習の生徒も増えてきました。
ところで、「勉強中に音楽を聞くのはアリなの?」と生徒や保護者の方から質問を頂くことがあります。もちろん個人差があるので一概には決めつけられませんが、私個人の考えは「音楽なしに越したことはない」です。なぜなら勉強の集大成を発揮するテストや入試の場面では無音の状況下で取り組まないといけないからです。ただし、条件付きで効果を感じられることもあります。
①意識を取られない音楽
You Tubeなどでも“作業用BGM”ってありますよね。主に歌詞の無いインストゥルメンタルや川のせせらぎなどヒーリング系の音になります。これらは集中力が上がるメリットがあります。歌詞や歌手の声などに意識を取られるような音楽は全く逆効果で、むしろ音楽を聞く事自体が目的になってしまいます。
②勉強前にモチベーションを上げる
歌詞付きであっても、お気に入りの曲を聞くことは、集中状態に入るきっかけ作りとして有効です。「これを聞いたら集中して頑張る」というルーティンにできたら良いですね。
③イヤホンだけ付けて何も聞かない
これはむしろお勧めです。実際街中でイヤホンを付けている人の中でも一定数の割合で何も聞いていない人がいるようです。カナル型のイヤホンだと耳栓のように密封されますね。音楽の是非についての説明になっていませんが笑
脳科学の見地からも色々な検証がされていますので、気になる方は調べてみてください。ですが、「音楽が無いと勉強できない」状態にならないようにご注意を。