こんにちは。もう学校の授業も本格的に始まりましたね。
新しい教科書、新しいノートで気持ちも新たに学習意欲も湧いているはず(?)かと思います。
今日はその中でノートについて少し触れておきたいと思います。
ところで、ノートって何のために使っていますか?
自主的にノートを使用する場合、その本質は【記憶をサポートするための記録】だと思います。
ウイルの生徒でもよく見かけるケースをいくつかご紹介します。
CASE 1 教科ごとに分かれていない
学習意欲の低い生徒に多く、気付いたら即指摘して教科ごとに分けさせています。
「言われたから持ってきた」「解けと言われたから解いた」と完全に受け身になってしまっています。
⇒ノートは教科ごとに分けましょう!
CASE 2 解答用紙になっている
学習意欲は高い生徒でも割とありがちです。
一行目から小さくギッシリ詰めて答えを書く生徒、ゆったりだけど解答しか書かない生徒。
誤答を直して正答を書いたとしても、後で復習のため振りかえってみるとどうでしょう?
最初に述べた【記憶をサポートするための記録】とはなっていない現状です。
⇒間違った原因や、正解する為に必要だった知識、解法などを書き添えられるとベスト!
CASE 3 板書を完璧に写す
書くこと自体は良いのですが、【記憶をサポートするための記録】という観点で見ると
不要なことまで書いており、そのための時間と労力は非効率と言えます。
基本的に真面目なタイプの生徒が多いので、指導するこちらも極力要点だけ書くようにしますが、
「これは知っていたら書かなくてもいいよ」「自分で分かりやすいようにアレンジして書いてね」
と伝えています。
⇒あとから振り返ったときに記憶がよみがえるようなノートに!
小・中・高や教科によってもそれぞれ適した形状があると思いますが、
やはりノートは復習のために活用できるものにしてほしいと思います。