こんにちは。前回の文章題について続きです。
勝どき校には「これから受験勉強を始めようと思うんですが…」というお問い合わせを多数いただきます。
学校の算数で特に躓きが無いようであれば、受験算数の入口として、
「和差算」や「つるかめ算」を体験授業で扱うことがあります。
今日はつるかめ算の解法をご紹介。
問. 1個70円のみかんと1個150円のりんごを合わせて20個買ったところ、代金は1880円でした。それぞれ何個買ったか求めなさい。
解法その1【面積図で解く】
面積図を描くときのポイントは「単位量あたりの数」です。
1個あたりの数をタテ軸に置くこと。
ヨコ軸に個数を置いて、掛け合わせた代金の合計を面積で表します。
タテ軸・ヨコ軸の数が埋まればあとは面積から辺の長さを求める図形の問題に置き換わります。
解法その2【表で解く】
一方の数に全振りして考える点は面積図と同じです。
一見地道な作業にも思えますが、規則が見つけられたら計算に切り替えて考えることができますね。
単位量の考え方に対する反応が良くない子には【表で解く】の方を導入します。
どちらの解法が良い悪いではなく、生徒さんの状況に合わせて、定着させやすい解法を考えて指導するようにしています。
この他の文章題でも同様に、解法の引き出しが複数ある問題があります。
これから中学受験対策を始められる方、まだ間に合うかなとご不安な方も
ぜひ体験授業にご来塾ください。